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【レビュー】蕾のエンブレム 〜禁欲の試練〜 | 純潔と背徳のはざまで――蕾は甘くひらくのですわ

CG・コミック

どんな作品?

NTRモノと純愛モノを同一サークルで並行展開なさる、異色のサークル「Pハーブ」様による最新CG集でしてよ。
今回はファンタジー×BSS×悪堕ちの路線。旧作『絆のエンブレム』の続編にあたりますが、主人公・ヒロインはいずれも新規キャラクターですの。
“ボクっ娘”の女勇者が禁欲の試練に挑むも、チャラい遊び人の手で堕ちていく――そんな背徳の物語でございますわ。前作キャラも一部登場いたしますけれど、未読でも問題なく楽しめますのよ。ぜひご賞味あれ。

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作品概要

  • タイトル:蕾のエンブレム 〜禁欲の試練〜
  • ジャンル:CG集(ファンタジー/NTR/BSS/悪堕ち)
  • サークル:Pハーブ
  • 発売日:2025/08/31
  • 価格:¥880

見どころ

  • ヒロインの“快楽堕ち”が丹念でしてよ
    正義感の厚い幼なじみボクっ娘ヒロイン・ラナは、主人公とともに魔王討伐の旅へ。欲望に抗い禁欲を貫けば腕の紋章が覚醒し、魔王を討てる――そう語られる世界観ですの。
    ところが旅の途中、間男との出会いによって歯車が狂い、使命と快楽のはざまで揺れた末に抗えず堕ちていく過程が描かれますわ。前作『絆のエンブレム』の流れが刺さった方には、今回も間違いなく響きますの。
    本作は堕ちた後のシーン比重が高め。悪堕ち・堕落後の描写が好きな方にはとりわけおすすめでしてよ。逆に、堕ちるまでの心理段階や駆け引きをじっくり味わいたい方には少々ライトに映るかもしれませんわ。
    また、“オホ”系の反応が前作比で大幅増。矜持を投げ捨てて乱れるヒロイン像がお好みなら、たいへん美味でございますの。

  • 何も知らない主人公の、容赦ない結末
    NTR作品では主人公の末路の描き方に作家性が出ますわよね。ここ数作のPハーブ様に通底する傾向として、詳細はネタバレ回避のため伏しますが、今回も主人公の結末はかなり悲惨
    『絆のエンブレム』時代よりも一段とエグみが強化された印象でしてよ。主人公に強く感情移入して心を抉られたい方には、とても刺さるはずですの。

こんな方におすすめ/合わないかも

おすすめ
NTR/BSS/悪堕ち好き、堕落後の描写重視、ファンタジー世界観×禁欲ギミックに惹かれる方

合わないかも
堕落までの丁寧な工程や純愛寄りの揺らぎを主菜にしたい方、“オホ”系の強い反応が苦手な方

総評

夜ふかし度:★★★☆☆

わたくし、Pハーブ様は『絆のエンブレム』で出会って以来、継続してウォッチしてまいりましたの。続編はあまり多くない作家性ゆえ、まさかの続編は嬉しい驚きでしてよ。
堕落後の濃度主人公の救いのなさが相まって、ジャンル欲求をきっちり満たす一作。前作が合った方はもちろん、NTR×悪堕ちの実力作をお探しの方にも推せますわ。前作と併せての読了・視聴で、苦味と背徳の香りをより深く味わえますの。どうぞご検討なさいませ。

関連リンク

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